#48 「絶滅」から紐解く人類のこれから

今回のエピソードで取り上げるのは、哲学研究者の稲垣諭氏の著書『絶滅へようこそ――「終わり」からはじめる哲学入門』。巷では「20XX年の未来予測」といったテーマでテクノロジーや社会に起こりうる変化について語られることがありますが、そんな未来よりももっと先、人類が絶滅するようなタイムラインまでぐっと視野を広げて人類の未来を探究する書です。 COMポスト資本主義でもよく扱っている環境問題や食、AIなどのトピックから、「家畜化する人間」「ツルツル化する人間」というような一聞では耳を傾げてしまう言葉まで、さまざまな切り口からリホとハヅキなりに「絶滅」を考えました。 【Reference】 『絶滅へようこそ――「終わり」からはじめる哲学入門』 https://www.shobunsha.co.jp/?p=7044 感想や質問はこちらから↓ Website: compostcapitalism.wixsite.com/podcast/ Instagram: instagram.com/compostpodcast/

Om Podcasten

サステナビリティや食の分野で働くリホとハヅキが不定期で配信しているポッドキャストです。気候変動・環境問題や食のほか、ジェンダー、セクシュアリティ、メンタルヘルス、アート、デザイン、恋愛などさまざまなテーマを取り上げます。 マツマル リホ:98年生まれ。大阪、ロンドン、東京での都市生活や社会学的思想との出会いから、食やコミュニティといった「日常」と社会・環境問題のつながりに興味を持つ。現在はコミュニケーションデザイナーとして、サステナビリティに関する執筆・編集や「エシカル就活」に携わる。firsthand(ethnodiving)発起人。 ヤスナガ ハヅキ:97年生まれ。幼少期をロンドンで過ごし、中学生の時に帰国。美術大学でデザインを学ぶ。メディアとしての食への興味から、体験型の食べるワークショップや、食をツールにした場づくりなどをデザインしてきた。Future Food Japanでのコミュニティマネジメントを経て、現在はデザインリサーチの分野で求職中。その傍らで、ワインショップのイラストレーションやHUMARIZINEの編集・執筆を手掛けている。 🎈Instagram: @compostpodcast