#42 気候変動の爪跡と報道のジレンマ

国土の3分の1が水没した、パキスタンの大洪水。メディアではそもそも報道される規模が小さく、かつ洪水の原因に触れられることが少ないようですが、このような自然災害と気候変動は密接かつ複雑に絡み合っています。 今回のエピソードではパキスタンの洪水被害を入口にしながら、気候変動による被害の格差、現行の資本主義におけるマスメディアの限界、課題解決の足かせになりうる自己責任論など、気候変動と人間社会の関わりに重心を置いて話しました。 【冒頭でお話したHUMARIZINEについて】 関連エピソード:「#14 GUEST [HUMARIZINE] れいぽんが語る:人間的であることと共同体について」 No.03 た種 / Being Other Beings:こちら 【冒頭でお話したethnodivingについて】 関連エピソード:「#37 地域を再発見し、伝えること」 Instagram:こちら 【References】 「【解説】パキスタンの洪水被害。地球温暖化の影響は?2つのポイントから分析。」 「Pakistan climate change: One third of the country is underwater」 「Pakistan emits less than 1% of the world's planet-warming gases. It's now drowning」 Jon Richardson and the Futurenauts Global Climate Risk Index Khaled Beydoun(エピソード内で言及したアクティビスト) 感想や質問はこちらから↓ 【Website】 compostcapitalism.wixsite.com/podcast/ 【Instagram】 instagram.com/compostpodcast/

Om Podcasten

サステナビリティや食の分野で働くリホとハヅキが不定期で配信しているポッドキャストです。気候変動・環境問題や食のほか、ジェンダー、セクシュアリティ、メンタルヘルス、アート、デザイン、恋愛などさまざまなテーマを取り上げます。 マツマル リホ:98年生まれ。大阪、ロンドン、東京での都市生活や社会学的思想との出会いから、食やコミュニティといった「日常」と社会・環境問題のつながりに興味を持つ。現在はコミュニケーションデザイナーとして、サステナビリティに関する執筆・編集や「エシカル就活」に携わる。firsthand(ethnodiving)発起人。 ヤスナガ ハヅキ:97年生まれ。幼少期をロンドンで過ごし、中学生の時に帰国。美術大学でデザインを学ぶ。メディアとしての食への興味から、体験型の食べるワークショップや、食をツールにした場づくりなどをデザインしてきた。Future Food Japanでのコミュニティマネジメントを経て、現在はデザインリサーチの分野で求職中。その傍らで、ワインショップのイラストレーションやHUMARIZINEの編集・執筆を手掛けている。 🎈Instagram: @compostpodcast